【骨盤内炎症・菌血症】再入院しました

中期中絶
心疾患リスク検査キット

記事内には中期中絶に関する内容が記載されていますので、
御気分を害される方はお読みにならないようご注意いただけますと幸いです。

性病の郵送検査

再入院の記録

診察を受け、すぐに再入院が決まりました。
入院する心づもりも全くしていなかったため、持っているものはお財布くらい。
とにかく、今夜就寝するために必要な日用品を院内のコンビニで購入。

パジャマは病院で\440/日のものをレンタル。
その他、数日間入院するために必要な日用品や洗面道具は、
翌日旦那に持ってきてもらいました。(当日は受付が終わっており。)

その後も、面会の日が来るたび(1回/週間)に旦那には必要なものを持ってきてもらい、大変助かりました。

前回の記事
【骨盤内炎症・菌血症】出産退院後に感染症を発症しました


中期中絶から退院後、たったの1週間足らず。
精神的にもまだ不安定だった時期に、
またお家から離れることとなり、この時はかなりメンタルにきました。
病床も、複数人で利用する共同部屋で、元気に赤ちゃんを産む方の処置を見ると尚更。
羨ましい気持ちと、我が子に申し訳ない気持ちが溢れ、ただただ辛かったです。


入院後、先生が状況説明に来てくれ、
両腕から採血した結果を見るに、子宮内で感染症を起こした最近が全身に回っていることが判明。

敗血症まではいかないものの、
菌血症になっているとの説明を受けました。

数日~1週間の治療だけでは不十分であり、
最悪、心肺停止のリスクもあり得るので、
2週間は点滴による抗菌剤投与をしましょうとの指示を受け、結果、16日間の入院となりました。


入院期間は、病床の環境も相まって本当に長く感じました。
処置以外の時間は、何もすることがなく、ただ生きることだけ。
片手は点滴の留置針が邪魔をして、自由に動かすことができないし、本を読むにも、ゲームをするにもPCするにも、留置針がどうしても気になって気晴らしもできなかったです。

入院から約16日後、ついに退院が決まり、
旦那に迎えに来てもらい家に帰って飼い猫に会ったときは、
普通に日常生活を送ることがどれほど幸せか痛感しました。

入院中の処置と発症の原因

入院中は、以下の処置がありました。

・両腕から採血 → 全身に菌が回っていることを確認
・培養検査 → 常在菌のクロストリジウム感染であることを確認
・造影CT → 子宮以外に炎症を起こしている部位がないかを確認
・点滴にて抗菌剤投与 → 1日3回(5日間)、1日2回(2日間)、1日4回(9日間)
・3日に1回の採血 → 炎症値の進捗確認
・インフォームドコンセント → 家族へ病気発症の原因と医療行為の説明

家族が医療従事者であったこともあり、
「どうして中期中絶後に問題なく帰した患者さんが、
いま2週間も入院しなければならない症状にまでなってしまったのか」
をしっかり説明してもらいたいとの要望があり、
インフォームドコンセント(IC)をお願いするに至りました。

なぜ病気が発症したのかの説明では、
子宮収縮がうまくいかなかったか何らかの原因があり、
出血が子宮内に溜まってしまったことで細菌感染してしまったのだろうとのことでした。
私生活に問題があったとか、何か私でできる回避策があったのか伺うと、

特に避ける方法がなかったとのことで、仕方がなかったのだと今は理解しています。

病院の先生も、他の診療で忙しい中時間を割いてくださり、大変ありがたかったです。
医療には無知の私たち夫婦にもわかりやすいよう説明くださり、旦那も病状や処置の内容を聞き安心していました。

まとめ

子宮内感染からの菌血症は、稀に起こり得るようで、
一度感染してしまうと、また産後の際に起こる可能性が高いと説明を受けました。


今回は、下腹部痛があった際に、
ぎりぎりまで我慢したり、病院の先生に診てもらわずにロキソニンで持ちこたえようとしていたのは私の落ち度なので、
次に同じようなことがあった場合には、我慢せずひとまず診てもらうことにしようと勉強させられました。
今回感染したのが、常在菌のクロストリジウムで命に別状がなく、本当に良かったです…


\ 後日談 /
【骨盤内炎症性疾患・菌血症】退院2週間検診に行ってきました



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